古宇田農苑の歴史は戦後間もない頃から始まり、茨城県の観光農園の事業に貢献してまいりました。
公式ホームページ開設と共に皆様にご理解賜りたく公開いたします。
経済企画庁発表のレポートにも資料を提供させていただいております。

■昭和二十年代 栗・梨・切花用花木・緑化木の生産開始
■昭和三十七年 古宇田観光農園設立
くだもののもぎ取り開始
■昭和三十八年 ワイン作りは茨城県葡萄農業協同組合の下で荒川沖の地に醸造工場を設立
■昭和四十年 当苑で催していたぶどう狩り・梨狩り・栗拾いがテレビや新聞などのマスコミによって初めて報道
■昭和四十一年 十三軒の農家と一緒に村の承認を得て千代田村果樹観光協会を結成    初代千代田村果樹観光協会会長として、当苑主 古宇田 武が就任
■昭和五十二年 千代田村が自然休養村の指定を受けましたのを機会に果樹農家五軒と共に組合法人によるマロンセンターを設立
■平成九年 古宇田観光農園を「古宇田農苑」と名称変更 現在に至る

古宇田農苑のあゆみと千代田町の観光概況》

昭和二十年代

果樹のふるさと千代田村と共に栗作り三代目の現苑主(古宇田 武)が、松林と栗畑の5ha(ヘクタール)の大地に果実とワインの農園を開こうと思い立ったのは昭和二十年代の終わり頃でした。茨城県下でのぶどうの先覚者:小佐野彰氏の指導の下に仲間を募って醸造用兼用品種マスカット・ベリーAを試作しました。その頃主穀生産農業より脱皮が謳われ果樹園芸が見直され栽培技術が画期的に進歩したはなばなしい時期でした。栗・梨の旧産地の内にあって当苑でも栗を改植し梨を新植、ぶどうを導入し、切花用花木の生産と緑化木の生産を共にスタートを切ったのです。

昭和三十年代

果実の生産も軌道に乗って市場出荷に力を入れましたが、出荷の体型が小さく中間の経費を差し引くと手取り金額は微細なものになってしまいました。しかし、町の店頭で販売されていた果実類は予想外の高値であることに気づき、直接小売することで所得を伸ばすことが出来ないかと昭和三十七年ぶどうの直販に思い立ち、近隣の町に呼びかけ園を開放し、自由にもぎ取って買っていただく方法を試みました。

これが的を得てぶどうの他、当苑で生産された梨も栗も、野菜まで小売として販売しつくし、儲けを見る事ができたのでした。

昭和三十八年頃六号国道の改修も進み、道路沿いで梨・ぶどうを直販する農家が出現していました。茨城の観光農業はこの様に当地から発展していったのです。念願のワイン作りは茨城県葡萄農業協同組合の下で荒川沖の地に醸造工場を設立し、種々の困難に打勝ちながら進めて参りました。昭和四十年代に入ると六号国道沿いには村内で十軒以上の直売農家が並び、新しい名物となりました。また当苑で催していたぶどう狩り・梨狩り・栗拾いがテレビや新聞などのマスコミによって報道され、情報を聴きつけた観光客がどっと村内にあふれました。これらが刺激となって昭和四十一年、十三軒の農家と一緒に村の承認を得て千代田村果樹観光協会を結成しました。会長に古宇田 武(こうだ たけし)が就任し行政とタイアップしてもぎとり観光に尽力した結果、千代田村は関東では屈指の果樹のふる里として名を知られて居ります。観光客が増加するにつれ、もぎ取って売るだけの行為だけでは自分ながら満足なものではありませんでした。くつろげる施設や催しものを併用して客にサービスすることが大切なことと思いつき、他園に先駆けて広場や休憩施設・ガーデンバーベキューを開設し、その後も引き続いて改良に改良を重ね現在に至っています。四季折々の花が咲き、くつろげる様にと芝生の広場を造成しました。

昭和四十年代

団体等の受入れは果実の熟期との関係で当苑で当苑のみでは受入れ処理しかね、近隣の果樹園に紹介し、客の割り振りを致して参りましたが、昭和五十二年度、千代田村が自然休養村の指定を受けましたのを機会に果樹農家五軒と共に組合法人によるマロンセンターを設立し、直売からもぎ取りの斡旋・食事・休憩等を即座に対応出来る様な形態を組織化しました。

昭和四十八年

行政と協合が主体となって当時の国鉄北局との企画による栗拾いワッペン列車のどう丹生を3年に渡って催しました。従来の茨城で中央まで知られている果実は栗以外はない状態であったのと他に栗拾いを団体で受け入れられる地域はありませんでした。その頃、梨、ぶどう狩りを主にスタートされた下土田部落では対応しきれず、村内全般に栗栽培農家に呼びかけ、栗拾い観光農園を募った。結果、佐谷地区に多くの協力農園が出来、体制が整っていったのでした。

昭和五十年代に入ってからは農林省によって自然休暇村事業の立案が興り観光農家の先覚者として苑主の古宇田武が再度村の担当課と農林省構造改善事業の会議に各専門機関の研究者と共に出席し、意見を述べて法案作成の参考人となりました。

昭和五十二年

千代田村は農林省自然休暇村の指導を受け15億円の資金によって土地道路の改良、村の案内施設としての休暇村センター、農協に農産物直売所、組合員による緑花木センター、組合員による飯田団地直売所、佐谷団地直売所等を設立させ、団体・個人の案内等に便宜を計れる様に整備されました。

土地改良によって水田が整備されましたが昭和五十年代に入ってからは米あまりの現象が全国的に現れ、水田から畑地転作が課題となりました。これを機会に古宇田農苑に隣接する農家では、ぶどう、梨、野菜栽培に変わりましたため、もぎとり観光の団体客まで大勢受入れられる体制が整いました。

古宇田農苑にて管理いたしております自然休暇村施設マロンセンターを中心として千代田町内初め関東地方では類のない駐車場、休憩施設、広場、バーベキュー施設等が成り立ちました。

平成に入ってからはいちご栽培の農家に呼びかけいちご狩りをスタートさせ、古宇田農苑か観光客の案内・斡旋を致しています。他、春はたけのこ堀りもグループの農家の協力を得て古宇田農苑と共に致しています。

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古宇田農苑 茨城県かすみがうら市下土田1233
TEL0299-59-2559